BB原論X(中級)

ボーダーブレイクの勝てない人用。勝ち負けのメカニズムをラインという概念を用いて説明します。(単位2)

【第三回】ラインを下げる二大要因

ラインの動く具体的要因についてお話しします。少し難しい内容かも...

これは、下がる原因を明らかにした方が説明しやすいので、提示すると、主に2つで、【①過剰防衛②凸屋】だと思います。


①過剰防衛については、現在最上位の全国対戦において、最も頻出する原因です。防衛に割く人数、時間が増えれば増えるほどラインが下がってしまいます。特に開幕に頻発します。頻発の理由としては、コア差が五分の状態から削られたら敗因に繋がりかねない。でしょうか、そうやって開幕大破した味方がベースから再出撃するのです。全国対戦をやっていると5枚で1枚の凸に対して防衛なんて見かけてげんなりすることがあります笑。この過剰防衛は大変危険で、敵が常時攻めて来て足並みを揃えて前進できなくなる、いわゆる【ライン崩壊】につながるものです。

これは断言できますが、【コアを削られるより、ラインが下がることがデメリットになります。】大体のマップではおにぎり2-3個ぶんのゲージ差なんてラインさえ上がり続ければ容易に捲れます。敵ベース前プラを占拠して、そこまでラインを上げて全員で殴れば簡単でしょ?

過剰防衛の対策としてはミニマップを見て、味方がベースから何枚でてるか。何人がエリア移動しているかを確認するとグッドです。そしてこれは裏技なのですが、凸が来ているときに前線で何枚戦ってるかを確認してください。前線の枚数が少なかったとき、この場合は味方がベース防衛に行くので、前線を維持することを心がけて、逆に前線のラインが申し分ないときは防衛に回る、という考え方でもいいでしょう。

またチャットを使い、「ベース防衛は私に任せろ!」などと使ってる人がいたらその人に任せて前線に行ってもいいでしょう。このチャットは意訳すると「ベースは自分1人で最小限にとどめるから、他の人はライン上げてくれ!」な訳です。自分で使うときはご注意を、1人で守りきれなかった場合コアゲージを大幅に減らす他、過剰防衛もセットでついてきます。


自分の実践上の意識では再出撃の時にたまたま凸が来てたら防衛、それ以外は直ちに前線まで行ってラインを下げないように心がけてます。エリア移動を使っての防衛はほとんどしません。大破以外に自分が動かない時間というのがめちゃくちゃマイナスだからです。自分は砲撃で止まる時間、要請兵器を呼ぶ時間、リペアポットで回復している時間さえもラインに対するマイナスの行為だと思っています。しかし極論すぎるためするなとは言いません。

話はそれましたが、それぐらい今の全国は過剰防衛気味だと思ってください。


次は、②凸屋についてです。これは軽量機の41改を装備している機体を指します。さっき①で凸がとても有効みたいな書き方しましたが、違うんですよ~笑

理由としては、凸がライン戦に直接有効じゃないんです。過剰防衛は、敵ベース付近まで機体を進めて始めて起きる可能性があります。機体が柔らかくてタイマンが負けやすい、副武器も41改は撃破向けでなく相手にダメージを与え辛い。コアを攻撃するには前線で敵と銃撃戦ができず、目の前の敵を他の味方に任せる他ない...とまあ、こんな感じで凸だけをすると常時、前線での戦闘力が相手より低いんです。①の過剰防衛ががっつりラインが下がる原因だとしたら、凸屋はじわじわラインに響く要因でしょう。

そのほかにも、開幕C取らずに凸に行くのは、敵にCを取られ、しかも自分が簡単に処理されたら最悪の状態での再リスポンになります。また凸をして全然コアが殴れない、いわゆる愚凸はキルデス戦という概念において、非常に不利になります。

こんな感じで【凸屋というのは非常に重要な役割な反面、非常に難しい技術】なんです。


凸屋での対策としては、1つの動きで毎回無駄がないようコアを殴る、過剰防衛を引き起こす、など戦果をあげましょう。それが難しい場合は、前線にも絡むようにしましょう、副武器41改やスウォームなどでなければある程度は役に立ちます。全く凸屋として味方の役に立ってないのなら、早々に諦めて遊撃に乗り、ライン上げを手伝いましょう笑


さて、以上が今回の話になります。長くなりましたーすいません!!

これらの具体的要因をどうやって最小限に抑えるか!実際の全国対戦で動いて考えて見てください(^^) 


point

・過剰防衛と凸屋はラインを下げる要因。

・過剰防衛はミニマップやチャットを有効に使い阻止しろ。

・開幕の過剰防衛を特に注意する。

・凸屋をする場合はラインが下がってないか注視する。